ようこそ Aliceの癒しの国へ
❤本日の音楽🎶♠
☪️ 失くしたつばさを、また大きく広げた君 誰もいない海辺で見た夏の幻影

最近ふと思うのです。
あんなにも永遠に続くと思っていた蝉時雨が、いつの間にか涼やかな虫の音に変わっているなと。
アスファルトに残っていた熱も、夜風に少しずつその熱を奪われていき、時々あれ?っと思うような涼やかな風が頬をなぞります。
夏の終わり。
そんな言葉がふと胸をよぎる夜、わたくしは決まって、一つの物語の扉を開けるのです。
⚜️ 夏の終りに
L'Arc-en-Cielが歌う、唯一の「夏」の曲。
夏といえば、ぎらぎらと輝く太陽、突き抜けるような青空、弾けるような笑顔…。
なのに、この曲のタイトルは、ひどく物悲しいのです。
夏の憂鬱
作った本人でさえ、
「夏の歌で憂鬱ってなんやねん」
と笑った、矛盾を抱えた一曲でございます。
再生ボタンを押すと、kenちゃんが奏でる切ないギターのアルペジオが、静かにわたくしをはかない海辺の世界へと、迷い込ませていきました。
目の前に広がるのは、誰もいない夕暮れの波打ち際
寄せては返す波の音だけが、永遠に時を刻んでいく
膝を抱えて、遠くをみつめるひとりの美しい男性
君が微笑みかける そよぐ風に吹かれて
ついさっきまで、すぐ隣にいたはずの君は、確かに太陽のように鮮やかに僕を照らしてくれていた
あの笑顔・・・
それはもう、手を伸ばしても決して届かない、過ぎ去った日の幻なんだと、頭の中を何度もかけめぐる
夏の憂鬱は君を見失った 僕にふりつもる…
そうか
憂鬱の正体は、これだったんだ
そう気づいたかのように、おもむろに立ち上がる
そんな風景が目の前に現れてまいります。
一番輝かしい季節に、一番大切な光を失ってしまったからこその、この深い喪失感。
輝いていた夏の日差しが、今はただ、大切な人の不在を浮き彫りにするだけ。
つばさを失くし、光を失くし、すべて愛していたのに、すべて壊れてしまった
はかなくて、忘れられない思い出だけが、雪のように、心に静かに降り積もっていく
曲が終わっても、その切ないメロディーは、しばらく心の中で何度もリピートされていました。
そうね
海に飛び込んだり、ビーチボールで遊ぶ賑やかだった浜辺だったり😍🙌
そんな夏の楽しかった時間が終わり、一人きりで感じる静けさの中で、過ぎ去った季節をそっと見送るためにあるのね😌✨
もう行かなくちゃ 秋が来るから…
ふと立ち上がった男性が思わず口にした言葉
その最後の呟きは、諦めだったんだろうか
それとも、小さな決意だったんだろうか
忘れられない優しさを、心の奥の片隅にしまったまま
また明日へ、一人で歩いていくために
失くしたつばさを、また大きく広げた
⚜️ 夏の終りの幻影
一気にものがなしくなる秋という季節。
この季節が近づくからこそ、この曲の主人公の1人の美しい男性は、わたくしたちの夏の終りに感じる寂しさに、そっと心に寄り添ってくれる幻影なのかもしれません。
疲れた体を癒す一曲に
癒される素敵な時間を🌙
今日も最後までAliceの癒しの国で過ごしていただいてありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております🧚♀️
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