ようこそ Aliceの癒しの国へ
☪️ 美しく、切なく悲しい恋の物語
2004年に公開された、美しく悲しい恋の物語
『下弦の月~ラスト・クウォーター』
栗山千明さん主演の映画でございます。
こちらの作品には、HYDEさんが謎のミュージシャンとして出演されています。
また映画の主題歌になっている曲は、劇中でも歌われています。
「THE CAPE OF STORMS」
作品は、はかなく切ない、そして不思議な恋の物語。
本日は、この作品の妖艶で美しい世界の扉を、ご案内させていただきます🧚
⚜️ 下弦の月が持つ意味
月が満月から欠けていき、新月のほぼ見えなくなるまでを下弦の月というそうです。
月が新月となって消えるときに、物事がリセットされると言われています。
この作品の中では、
「19年に一度訪れる下弦の月」
が、舞台になっています。
そして、月が消えてしまう前に起こる出来事と、下弦の月の意味が重なり合っているようなミステリアスなストーリーです。
⚜️ 美しい謎のミュージシャンとの出会い
栗原千明さん演じる美月は、成宮寛貴さんが演じる友己と恋人同士ですが、浮気ばかりする友己に愛想をつかし、けんか別れいたします。
そんな時に出会ったのが、謎のミュージシャンHYDEさんが演じるアダムです。
当時HYDEさん自身が、まだ謎に包まれていて顔だちもとってもシャープでございます😍
アダムは適役ですね💖
ついついww😅
アダムと出会った場所が、妖艶で美しい世界観なのです。
美月は、泣きながら歩いているといつの間にか森の中にひっそり建っているこの館の前に、たどり着きます。
そして、そこから聞こえてくるギターの音に誘われて、屋敷の中へと入っていきます。
屋敷の中は、古いヨーロッパの貴族が住んでいるような、素敵なお屋敷です。
もちろん明かりはついていないので薄暗いのですが、美月が歩くと一つ一つ明かりが灯されていきます。
そこに現れたのが、アダム。
アダムが弾いているギターなのですが、HYDEさんのアルバム「ROENTGEN」の中で使用されているものです。
こんな所で見ることができるなんて😍
そしてここでも、HYDEさんが煙草に火を付けると
部屋に明かりが灯ります。
このような現象がいくつか出てきますが、素敵な部屋にふわっと明かりがつく様子が、とても妖艶で美しいです🤗✨
⚜️ アダムと美月
アダムは美月のことを知っていました。
それに驚いた美月ですが、また美月もアダムと初めて会った気がしないと思い始めます。
それは、この屋敷は何度も小さいころに夢で見ていました。
そして、アダムが弾く曲も美月は知っていたのです。
美月は、この曲を弾くためにピアノを始めていたんですね。
この屋敷にもグランドピアノが置かれています。
そのピアノを弾く美月の姿がとても美しく、薄暗く月明かりだけが照らされていた所に、ピアノを弾き始めると明かりが灯ります。
もちろん弾く曲は
「THE CAPE OF STORMS」
曲と弾いている光景が重なって、幻想的で美しいです✨
また美月にある現象が起こります。
アダムに「ずっとここにいてほしい」
と、抱きしめられるのですが、その時に一瞬ある光景が浮かび上がるのです。
これは、美月なのでしょうか。
2人の関係は、どこでつながっているのでしょうか。
⚜️ 最後まで美しく儚い作品
ずっと一緒にと言っていたアダムが姿を消し、ある日美月にアダムから連絡がきます。
一緒にいたいと伝える美月に
「月が消える前に会えたら、一緒に行こう」と
この時の月は、下弦の月です。
アダムと下弦の月にどんなかかわりがあるのでしょうか。
アダムに会いたい一心で、アダムが指示した場所へと急ぎます。
そして、アダムを見つけるのですが
もう一人美月の恋人も現れます。
このあと美月に起きる悲劇。
そして、さまよう美月がとっても妖艶で美しい光景です。
もう一度、美しいアダムと出会うことができたのでしょうか。
また、恋人の友己とは、どうなっていくのでしょうか。
この作品は、描写が美しく妖艶さを醸し出しています。
そして、その世界観に引き込まれていく素敵な作品です✨
時を越えて一途な恋の物語の美しい世界に、ぜひ立ち寄ってみてください😌✨
今日も最後までAliceの癒しの国で過ごしていただいてありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております🧚♀️